2010年4月29日木曜日
第2回議事録
日時:2010年4月27日(火)13:20-16:30
場所:東京造形大学 7-406
参加者:粟野、朝岡、小野田、轟木、濱田、深谷、三浦、森、渡辺
議事録係:濱田
■今回の流れ
ブログを見ながら前回のおさらい
↓
授業の前半「店」についての講義
↓
その後以前配られたプリントの内容を確認
↓
次の授業までにやってくることについて
1.「店」について
これからやっていくことを考えるにあたって、
以前粟野先生から「店」というヒントを頂きました。
今回はその「店」について、いろいろな角度からのお話を聞きました。
まとめ方について、いろいろ目に付く所もあるかと思いますが、
コメントとかで指摘してもらえると助かります。
■「店」とは
・「店」=「見世」
「見世る」=世にさらけ出す、アピールする、エンターテインメントを提供する
・例に挙がったもの
歌舞伎
見世物小屋
遊郭(昼見世、夜見世)
・芸者、芸人が行っている「芸」の由来
「芸」=芸能、歌、踊り(芸事)
・この「芸」をやりだしたのはどういう人達か
→「巫女(シャーマン)」
神の使者として、「神」という目に見えない存在の
人々には聞こえない言葉を仲介する
伝え方として歌、踊りなどのメディアを使う
・この歌や踊りが「芸能」につながる
→芸の元は、「翻訳行為」であるとも言える
・ここで神というものについてのお話に
・「神」という存在について
・目に見えないものを信仰するアニミズム的考え方、
・古い時代からの「店」へのつながり
・人々が様々な所へ住むようになったことで
場所(地形)によってそれぞれのコミュニティができる
それぞれの住む境界を越える=「越境」 平地→山、山→海など
・自分が住む「ここ」と遥か遠くの「彼方」
(人々のそれぞれ住む場所から見た主観で、
「ここ」と「彼方」は異なる)
・彼方の人=「稀人(まれびと)」、旅人、流浪の人
あちこちでの情報を伝えてくれる。
自然の変化を読み取り、メッセージ化する
・つまり見えない世界(神の世界)から メッセージを伝えてくれる人
その伝達手段(ことばが通じたかどうか不明なので)
身振り手振り
↓
見よう見まねで伝わる
↓
歌、踊りに変わる(手段の拡張)
・流浪する「彼方からの人」、「稀人」→芸人
・商品を売り買いする「店」のルーツ
物々交換が始まる(食べ物、工芸品など)
無人販売所みたいな形式
次第にその場所でものを並べて待つようになる
つまり見せる→みせ→店
・人々がほしがりそうなものを選び持ってくる
食べ物などはいろいろな条件次第で価値が変わるので
物と物とをやり取りする間に、「貨幣」というものを使うようになる。
↓
今で言うところの一般的な「店」へ
■芸とちょっと怖い人たちのお話
・やくざと芸事のつながり
900~1000年ごろ
奇妙な格好で京都御所に集まり騒ぎまくるというとんでもない人々が現れる
(仮想大賞的に)身近なもので何かに扮する、派手な格好をすることなど
奇妙な行動を起こす(かぶく)ことから「かぶき者」と呼ばれた
・かぶき者の一部は用心棒になり、
賭博場の博徒、やくざ者といった
ならず者への道をたどる者もいた
またわざと罪の証である
入れ墨を体に彫ったりしていた者もいて、
体に入れ墨をするという
やくざへとのつながりがここにも見て取れる
・つまり芸事のルーツがかぶき者にも見られるとしたら、
そこからつながる
やくざという人々にも、芸というものに対してつながりがあったといえる
・上で話に出た入れ墨についての文化
・やくざ者と連想されること→入れ墨
入れ墨=ならず者の証だったが
今はファッションとして認められているものでもあり、
一概にそうとも言えなくなってきた
・入れ墨のように、体に模様をつける起源とは
→体の穴から悪いもの(今でいうウイルス)、
魔物が入ってこないようにするために
穴のまわりに赤色で装飾を施した
塗料が植物由来→殺菌ができたため
つまりもともと魔除けのための呪術的なものが
魔除けのまじない
↓
罪の証
↓
お洒落のためのもの
と意味が変化していったことが分かる
2.プリントについて
・情報の記録(「情報の歴史‐象形文字から人工知能まで」 著.松岡正剛 NTT出版)
世界の歴史と日本の歴史を一緒に読めるという非常にリベラルな年表
・人類がどのように情報を記録し、伝達し始めたか
・イデオグラム(思考文字)とフォノグラム(音声文字)
手塚治虫「火の鳥」に出てくるムーピー:イデオグラムの生き物
・ピクトグラム(刻線画)
・文字とは何か
・文字を書ける人そのものに意味がある
・文字で絵を描く
装飾文字(カリグラファー)
・楽譜(ノート)、ノーテーション
・最初の記号の例言葉が通じない人に何か伝える→絵
絵の優位性
・次の授業までにやっておくこと
・今までの話を踏まえて
「店」、「身体装飾」、「芸能」、「神事」など、
何か一つのテーマを設定して各自調べてくること。
・それぞれが持ち寄った話の接点から
「店」につなげていくことも可能なので、
「店」ということに必ずしも直接つながりのある
ことである必要は無い。
・分量的には一人30分?話せるくらい
・ビジュアル的なものがあると良い
お土産(食べ物)とかがあるとなお良い
■次回の教室、時間
次回の教室も7-406で同じ時間です。
やることは上に書いたとおり、
調べてきたことの発表です。
今回は文字の大きさを変えてみましたが、
これについても意見いただけると非常に助かります。
以上、第2回議事録係 濱田でした。
次からも宜しくお願いします。
2010年4月21日水曜日
第1回議事録
日時:2009年4月20日(火) 13:20–16:50
場所:東京造形大学 7-407
参加者:粟野・秋山・朝岡・小野田・嶋田・清水・轟木・千葉・浜田・平野・森・渡辺
■ 先週の授業でわかったこと
皆で、「今興味がありやっている事」を付箋紙に書き、ホワイトボードに並べてみた。わかった事は、少しベースが出来上がっているところに少しだけ関わることが多いということ。
■ 物への愛着
赤ちゃんの頃は当然のように親に衣食住を与えられていた。自分の好みに関わらず、常に受け身であった。しかし、歳を重ねると自ら手に入れたいという欲が生まれる。その欲で手に入れたものには自分の意思が反映されているため、愛着が生まれる。
これを「美術館・博物館」と「ギャラリー」で考える。
「美術館・博物館」は、飾ってある展示物を見る。「ギャラリー」では、買える可能性のある作品(商品)が飾ってあり、それを見る。この違いは上記と似ている。美術館では、常に受け身で見るのみ。ギャラリーでは、意思があれば手に入れることのできる可能性のある環境の中で見る。
ただ飾るだけではない、愛着をもつ可能性のある「ショールーム」(愛着をもつ可能性のある「ショールーム」という言い回しが皆の解釈と合っているか少し不安です)が、店のありかたの1つではないか。という考え方。
■ コミュニケーション(物理的に離れた所にいる人とのコミュニケーション)
手紙
電話 /
△ モールス信号 /
これらは、言葉を使っているものが多い。
■ 電子会議
○スカイプ
・ 複対複—音声
・ 複対複–書き言葉(アーカイブ)
・ 個対個-音声+画像
[欠点]
目で見える情報がないため、話の順番や空気が読めない。なので、少しやりづらいところがある。リアルタイムなので、すぐに結論を出さなければならなく深く考えることができない。
○ mixiコミュニティ
・ 書き言葉
・ ファイル共有(アーカイブ)
・ スケジュール共有
[欠点]
知られたくないプライベートな事も共有することになる
[利点]
普段ほとんどの人が使っているため、ログインパスワードが増えたりせずにすむ。アクセス数もおそらく多くなる。
○ メーリングリスト
[欠点]
添付したURLによってはパソコンが必要になり、携帯で見ることのできる便利さが活用されない。発信した後、期限がないため返信が不安定になる。アーカイブとしても見づらい。
[利点]
タイムラグがあるため回答をじっくりと考えることができる。
○ チームギア
_____
タイムラグ(時差) リアルタイム(同時性)=時間
アーカイブ(記録)=言葉
_____
物理的に離れた所にいる人とのコミュニケーションには、時間と言葉が関わってくることがわかりました。
ストレージ機能(保存)を使えば、ネット上でデータのやりとりが更にしやすくなるが、まだセキュリティーに問題があるため重要機密などには適していない。
それらをふまえ、多機能なGoogleを使って授業を進める事に決定しました。
■ プロジェクト名
・ 軍団粟野プロジェクト
・ さがすプロジェクト
・ 見つけるプロジェクト
・ お宝プロジェクト
・ ブレスト(ブレインストーミング)プロジェクト
・ 物忘れプロジェクト
・ オムライスプロジェクト
・ 記述プロジェクト
・ ちょっとだけプロジェクト
・ プロジェクトA
・ 虫眼鏡プロジェクト
・ クラウドプロジェクト
・ オープンプロジェクト
などの案が出ました。
↓この中から
「○○みつけるプロジェクト」
ちょっとだけみつけるプロジェクト
こっそりみつけるプロジェクト
ごっそりみつけるプロジェクト
↓結果
に決定しました。
次回は、4月27日(火)3限定刻に7-406で開始します。「みつける」